在原は、
四季の移ろいを感じながら、
自然とともに暮らすことの喜びが
深く根付いた場所。

四季それぞれの美しさとともに、
地域の文化や伝統に触れる特別な時間を
楽しむことができる。

春:命の息吹と共に始まる季節

暗く寒い冬が過ぎ春の在原は、桜や山野草が一斉に咲き誇り、集落全体が柔らかなピンクと新緑に包まれます。この時期は、米作りが始まり、畑しごとや山菜の収穫であわただしくもゆっくりと静かな時間が流れています。

夏:緑深い風景と豊かな音の季節

夏になると、在原の田んぼは緑に染まり、蝉やカエルの声が、生命力あふれる風景が広がります。涼しい朝から草刈りや野良仕事を終え暑い日中はゆっくりと休む。自然のペースに合わせて汗をかく。水の流れる音、ヒグラシの大合唱を聞きながら日が暮れていきます。

秋:紅葉と実りの季節

短く最も美しい秋には、在原一帯が紅葉に染まり、黄金の稲穂が風に揺れ、まさに絵画のような景色が広がります。お米や野菜の収穫の喜びを存分に味わう季節です。そして収穫した作物を保管し、家屋には雪囲いを立て冬に備えます。

冬:静寂と雪化粧の世界

冬の在原は一面の雪景色に包まれ、静けさの中に自然の厳かな美しさが際立ちます。毎朝の雪かき作業を終えて家でゆっくりと過ごします。集落では冬の伝統食のニシン漬けを作ったりコンニャクや味噌づくりをします。満月の光に浮かぶ雪景色、満天の星空、厳しい冬でしか見ることのできない絶景があります。